グリストラップの清掃にお伺いすると、必ずといっていいほど言われることがあります。「なんでこんな面倒くさいもん、つけなあかんねん!!」——ごもっともです。ここでは、その理由を簡単にご説明します。
きっかけは水質汚濁防止法
「水質汚濁防止法」という法律があります。この中の第138号として1971年に施行されたものに、レストランやホテル、食堂、給食センターなど、すべての業務用厨房から排出される汚水は、直接公共の下水に排水するのではなく、浄化槽の阻集器で浄化してから排出することが義務付けられています。
「グリス」を「トラップ」する装置
この阻集器のことこそ、油(グリス)を堰き止める(トラップ)ということで『グリストラップ』と呼ばれるものです。こうした経緯から、すべての営業用調理施設には、油脂等を分離するための阻集器=グリストラップを設置することが、事実上義務付けられました。
放っておくと、どうなるか
グリストラップは「油を溜める場所」です。溜まったまま放置すれば、腐敗して悪臭を出し、あふれた油脂が配管に流れて詰まりを起こします。配管が詰まれば厨房は水浸しになり、その日の営業はできません。
弊社では3〜4ヶ月に1度の定期清掃をおすすめしています。日々のお手入れに専用洗浄剤を使っていただくと、この間隔をさらに延ばすことができます。
